2018沖縄国際トライアスロン・大会競技規則

1.競技規則
① (公社)日本トライアスロン連合競技規則に準じ、一部ローカルルールを適用します。
② 競技説明会に出席しなかった場合出場できません(リレーの部は代表者)。また、競技説明会前 には、バイク及びヘルメットのチェックを受ける必要がありますので持参してください。
③ 競技者が健康上危険と判断される場合、審判は強制的に競技を中止させる権限を持ちます。
④ マリンレスキュー、船舶乗船者、大会スタッフは、審判と同等の権限を有し、宣告を受けた選 手はその指示に従わなければなりません。

2.制限時間・リタイア
① 個人の部・リレーの部には制限時間・関門閉鎖時間を設けます。
関門閉鎖時間で、各競技を中止します。しかし、関門閉鎖時間に関わらず、ウェーブごとに下 記制限時間を超過した場合は、関門閉鎖時間よりも早くフィニッシュしたとしても DNF(途中 棄権)とします。

スプリント・ディスタンス オリンピック・ディスタンス
スタート    7:00 第 1 ウェーブ 8:10

第 2 ウェーブ 8:12

制限時間 関門閉鎖時間 制限時間 関門閉鎖時間
スイム 30分 7:34 50分 9:04
バイク 80分 8:24 150分 10:44
ラン 105分 8:49 230分 12:04

②制限時間内(競技開始前)でも以下の場合、リタイアを勧告します。 健康上問題があると、審判団、主催者が判断した場合。
運営上、支障が出ると判断した場合。
勧告を受けたら、競技は継続できません。
③ リタイアの際は、審判員に選手自身が申告の上、計測チップを審判員にお渡しください。

 

3. レース全般に関して
① 競技中は必ずレースナンバーを所定の場所に提示ください。スイム:ボディナンバー(フルスーツ:手の甲にもマジックで) バイク:背面 ラン:腹部
② 計測アンクルバンドはスタートからフィニッシュ回収まで装着義務です。
③  音楽プレイヤーなど、ヘッドフォンをつけての走行は禁止します。
④ トランジションエリアへは、選手以外は立ち入り禁止です。選手でもバイク預かり時間以外や 競技終了後、バイク搬出許可が出されるまで、立ち入り禁止です。前開きウェアでも着用可能ですが、ジッパーは下げないでください。
仮装は他の選手の進路妨害にならない、また危険でない範囲で許可しますが、レース途中でウ ェアが変わるのは許可しません。
⑥ レース中、ウォーミングアップ時、移動時等も含め、バイク走行時はヘルメットの着用(スト ラップの正しい着用)を義務付けます。
⑦ ペナルティを受けた選手はランコース上に設けられたペナルティボックスでタイムペナルティ を受けていただきます。ペナルティを受けずにフィニッシュした場合は DSQ(失格)となりま す。ペナルティボックス前に記載されたレースナンバーを各自ご確認ください。

4.スイム
① ウェットスーツまたはラッシュガードの着用を推奨します。(スイム会場海域にはハブクラゲが いる可能性があります。できるだけ肌を露出しないよう各自注意をお願いします。)
② 競技者は、主催者から支給されたスイムキャップを必ず着用してください。
③ スタート前にスタート地点、折り返し地点、周回方法を必ず確認ください。
スプリント・ディスタンスは 1 周回、オリンピック・ディスタンスは 2 周回です。
④ ブイ等につかまってもかまいません。但し、それを伝って進むことは禁止です。
⑤ スイム競技を途中棄権する場合は、片手をあげてスタッフに「リタイア」の意志を表示してく ださい。
⑥ スキップについて
スイムをスキップできます。(スタート時、もしくは 1 周回終了後)スキップした場合は、競技 の続行を認めますが、記録は残りません。審判員に自己申告の上、バイクからスタートとなり ます。(バイクスタート時間はスキップ担当審判員の指示に従ってください)
リレーの部でスイムの選手がリタイアもしくは制限時間に間に合わなかった場合もスキップ同 様バイクから、スイム関門閉鎖時間にスタートしていただきます。
※個人の部:海上でのスイム中止の場合はスキップの対象になりません。(海上棄権の場合)
⑦ オリンピック・ディスタンスはスイムコースを 2 周回します。1 周回したら砂浜に上がって、 選手自らが係へナンバーを知らせてください。ナンバーの確認のため、選手を止めて確認する 事もありますので、ご協力をお願いいたします。

5.トランジション
① トランジションエリアは、競技中に加えて競技開始前後乗車禁止です。
② 事前にバイクの乗降者ラインをご確認ください。
③ ヘルメットのストラップは、ラックからバイクを外す前にしっかり締めてください。フィニッ シュ後は、バイクをかけてからストラップを外してください。
④ レースナンバーの位置を確認してください。

 

6.バイク
① 自転車はロードバイクとします。クロスバイク(バーハンドル)は禁止です。
② ペットボトルをバイクに装着することはできません。必ずバイクボトルをご使用ください。
③ ヘッドフォン類、通信機器、携帯音楽プレイヤーなどの携帯は禁止です。
④ コースは周回コースです。周回数を確認してください。
(スプリント・ディスタンス 3 周回、オリンピック・ディスタンス 7 周回)
⑤ 規制されたコースでも交通規則を守り、左側走行で競技をしてください。
※追い越しは右側からを厳守して下さい。(対向車に注意)
スプリント・ディスタンスの後方選手にオリンピック・ディスタンスの前方の選手が追い付 くことが予想されます。スピードに大きな違いがありますので無理な追い越し等行わないよ う、お互い注意をしてください。
⑥ ドラフティング走行・集団走行・伴走は禁止です。違反の場合はペナルティを与えます。
⑦ スイムスキップ、リレー繰り上げスタートの選手は担当審判の指示でスタートしてください。

 

7.ラン
① 右側走行です。応援者の伴走はできません。
② ペナルティボックスを設けます。違反があった場合は、ナンバーが表示されます。 各自で確認して、ペナルティボックスに入りタイムペナルティを受けて下さい。
③ リレーの部は繰り上げスタートがあります。審判員の指示に従ってください。

 

8.フィニッシュ
① フィニッシュ時にはレースナンバーを整えて下さい。サングラスを外すことを奨励します。 本人確認や応援者、メディア、ボランティアに共感を与えることに繋がります。
② ご家族や友人、リレーのチームメイトとの同伴フィニッシュは待機場所を設けますので待機場 所からフィニッシュまで同伴ください。その際、後方から来られる選手への配慮をお願いいた します。
③ フィニッシュ後、計測チップを回収します。持って帰らないでください。

 

9.ペナルティ
① 受付やトランジションに遅れた場合。
② 違反や危険が予想される行為があった場合。
③ ボトルの投棄やレースナンバーの乱れでも適用されます。
④ その他、当競技規則に書かれた内容に違反した時。

 

10.競技内容の変更・中止及び中断について
① 気象状況、海洋危険生物の出現状況などにより、大会開催が危険と判断される場合は、主催者 よりコース・距離などの変更、または中止を発表します。
※スイム競技の中止により、トライアスロンからデュアスロンに変更する場合があります。
② 中止または変更になった場合でも、参加費の返金は致しません。

 

11.緊急時の対応
① 緊急時、緊急車両が入る場合は、競技中でも一時競技をとめて、救急車を優先して通行しま す。選手が止まっている時間も、競技時間に含まれます。
② 大会の開催中、選手のみなさんも変調をきたした選手を見かけた場合は、すぐ近くのスタッフ にお知らせ下さい。

 

12.競技上の注意事項
① 競技のコースについては、選手自ら確認を行い、役員の誘導によりコースミスがあっても、選 手の責任となります。(バイクにおいてもサイクルメーター等を利用し、選手自身で競技を行う 事。)
② 熱中症への対策は選手各自で行ってください。水分補給についてはランコース上に給水所を設 置します。自分で水入りコップを取って飲料してください。(ピックアップ方式)自然環境へ配 慮し、マナー違反をしないように使ったコップやボトル等はゴミ入れに投入してください。
③ 競技については(公社)日本トライアスロン連合の競技規則を準用します。異議申し立てする選 手は競技終了 30 分後までに書面にて申し出ること。
④ 疾病その他の競技中における事故については、応急処置と主催者が加入している傷害保険の範囲で対応しますが、それ以外の責任は一切負いません。自身の健康管理には各自で責任を持っ てください。体調不良・異常又は故障のために競技継続が困難になったら最寄りの係員に連絡 し指示を受けてください。競技中の事故については、傷害保険に加入していますが、選手等の 不注意による事故は保険の対象にはなりませんのでご注意ください。対象外については選手の 個人の責任で対応して下さい。特に、日焼け・熱中症による疾病は対象外です。各自が自己管 理を十分に行ってください。健康保険証を持参ください。
⑤ リレーの部において、それぞれの種目での途中棄権者が出た時点でそのチームは失格となりま す。(スイムスキップについては、この限りではありません。)
⑥ その他
ボランティア、観客、協力団体等、大会に関わる全ての方々に関して、暴言、暴力は一切 認められません。(JTU 倫理規定)
バイク移動中の交通ルール、マナーを厳守してください。
競技中はもちろん、競技前後、会場内外、上半身裸はご遠慮ください。
レース時間以外は当然ながら交通規制など行われておりません。コースを試走する場合 は、交通ルールを厳守して、歩行者や自動車に迷惑のかかる走行はくれぐれもしないよう にしてください。

⑦ 最後に
本大会は、那覇市の中心地で、様々な地域の方々のご協力、ご尽力をいただき、開催が実現い たしました。
今後の大会の発展、トライアスロン競技の普及、発展のため、選手みなさまのご協力が不可欠 です。選手みなさまとともに、皆様に愛される大会にしていきたいと考えておりますので、ご 協力をいただけますようお願い申し上げます。